医学的にみた正しい姿勢は、美しい姿勢
正しい姿勢について
みなさん、医学的に見た「正しい姿勢」というものがあるのはご存知でしょうか?
最近では、スマートフォンやPC作業が多く猫背やストレートネックを気にして
いる患者様が多く来院されます。
しかし、ほとんどの患者の皆様は正しい姿勢をご存じないようです。
この医学的にみた正しい姿勢は、「姿勢の美しさ」につながります。
正しい姿勢の作り方
では、この医学的にみた正しい姿勢の作り方を説明していきましょう。
まずは、まっすぐ立って下さい。
矢状面(横から見た状態)から前後のバランスを確認します。(その際、自分では確認できませんので誰か他の人に見てもらって下さい。)
以下のポイントを一直線上にして下さい。
- 耳垂(耳)後方
- 肩峰(肩の一番高い所)―
- 大転子(太ももの上部にある隆起部)
- 膝関節前方(膝 蓋骨の後方。膝の前ではありませんのでご注意を)
- 外果(外くるぶし)前 方
これが医学的にみた正しい姿勢です。
どうでしょうか?
一直線上にできましたか?
正しい姿勢について
一直線上に姿勢を保つことは、思った以上につらい?
そのように感じられる方もおられるかと思います。
人によっては、この姿勢を保つのは、ちょっと大変かもしれません。
しかし、これが、姿勢の美しさにつながる、医学的にみた「正しい姿勢」です。
※猫背について(正しくない姿勢の一例)
背筋が丸くなっていると、年齢以上に老けて見られます。
背筋を丸くすることは頚部や肩部の痛みや張りに繋がります。
頭部は5kgほどの重さがあると言われています。
ボーリングの玉ほどの重さのある頭部を猫背の姿勢で前方で支えるか、医学的に効率の良い身体の真上で支えるかで頚肩部から背部にかけての負担は大きく変わります。
また、猫背は自律神経系の不調や様々な不調の原因になるとも言われています。
こちらの説明はまた次の機会にさせて頂きます。
正しい姿勢で健康とアンチエイジングを手に入れましょう。